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2021/05/11 16:32

渋谷区恵比寿のくすのき鍼灸salon.の院長、秦知佳子です。
毎日、家事に育児に仕事に介護にお忙しい女性の皆様のために女性による女性のための鍼灸院をしております。
緊急事態宣言が長引き、家にとどまっていなければならない時間が増えてしまっていますね。
季節としても夏を迎え、本当は活動的に動くことが身体には必要です。
特に春から動き始めて、夏にはしっかりと動いて毎日汗をかくことが大事なのです。

これから暑くなり、家の中ではクーラーを入れてじっとしている・・・という生活パターンになってしまうことが懸念されます。
夏なのに身体は冷えて、じっとしているので、硬くなっていって・・・
さて、どんな問題が起こりうるでしょうか??

昨年多く聞かれた症状は“動悸”でした。
昨年の今頃もかなり行動が制限された状態で、その後、動悸のご相談が増えました。

夏は東洋医学でいう“心”“心包”が働く季節です。
西洋医学での心臓と似たような役割ですが、単純に血液を送るだけでなく、もっと広い意味で身体の隅々まで隈なく血流や気の流れを促し、いらないものを発散させる作用もあります。

夏には動くことでその作用が働くので、去年や今年のような状態ではカラ周りのような状態に陥ってしまうのですね。
自転車をスタンドで止めたまま、漕いでいるような状態をイメージしていただければよいかと思います。
めちゃくちゃ車輪は動いてしまいますよね。(もちろん自転車は走りません)
それが動悸という症状です。

今の季節に気を付けていただきたいたいのはとにかく“動く”“汗をかく”ということです。
家にこもりがちの方も時間を決めて、人の少ないところをウォーキングなど初めてみてくださいね。

動悸で不安を感じられている方は
くすのき鍼灸salon.のオンライン相談をご利用ください。

こちらの記事もご参考にしてください。
動悸からパニック発作を引き起こしてしまった方の改善ケースです。